こんにちは、よろずです。
時短家電三種の神器といわれる食洗機ですが、こんな意見があります。
「食洗機って本当に便利なの??」
「洗い物の時間が短縮できるって聞いたけど?」
「節約にもなるみたいだけど本当に元は取れるの?」
今回はこれら疑問を解決していきます。
結論から言うと、食洗機は多少のデメリットを許容できれば本当に便利で時短できる家電です。
この記事をもとに自分に合った食洗機を選んで、自由な時間を増やしてもらえれば幸いです。
・食洗機について
・メリット、おすすめ出来る人
・デメリット、おすすめ出来ない人
・選び方、おすすめ製品
・設置方法、使い方
食洗機について
食洗機(食器洗い乾燥機など呼び名はいろいろ)は「ドラム型洗濯乾燥機」「ロボット掃除機」と合わせて時短家電三種の神器と呼ばれています。
食洗機の中でもいくつか種類が分かれていますので、紹介していきます。
食洗機はあなたの食器洗いの時間を代わってくれる家電
初めに食洗機を分類する前に確認してほしいことがあります。
それは「食洗機は食器洗いを早く終わらせるための家電ではない」ということ。
よく勘違いされていますが、食洗機は乾燥まで含めると運転時間が2時間前後かかります。
洗ってすぐ使いたい場合は手洗いしないといけません。
食洗機はあなたの代わりに食器洗いをすることであなたに時間をプレゼントしてくれるのです。
食洗機はビルトインか卓上型(据え置き型)
食洗機を分類すると、まずビルトインと卓上型(据え置き型)に分けられます。
ビルトインはシステムキッチンの収納スペースに収める形となり、見栄えが非常に良くなります。ただし賃貸物件に後付けすることは難しいのが現状。
一方で卓上型食洗機は蛇口から分岐させたホースを接続するだけで使用できるので、設置場所の自由が利きやすいのが特徴です。賃貸でも問題なく設置できるので当サイトでもおすすめしています。
分岐水栓という金具を既存の蛇口に取り付ける必要があります。
最近は「タンク式」と呼ばれる手動で給水するタイプも数多く販売されていて、分岐水栓不要、電源と排水用のバケツがあれば、もはやキッチンでなくても設置可能です。
・ビルトイン
見栄えは良いが、大掛かりな工事が必要なため、賃貸では設置が難しい。
・卓上型(据え置き型)
設置場所を取るが自由度が高い。
最近はタンク式もあり、水栓(蛇口)を交換しなくても使える。
食洗機の一番のメリットは時間ができること
食洗機のメリットをまとめると以下の通りです。
・時間ができる
・節約ができる
・手荒れ防止ができる
時間ができる
冒頭から言い続けていますが、食洗機最大のメリットは「自由な時間」が作れることです。
少し古いデータですが、パナソニックが2015年に20~50代の女性70名を対象として、以下の調査を行いました。
食器洗いに費やす時間とその価値
はじめに、食器洗いに費やしている時間を調査しました。食器洗いの頻度を聞くと、「1日に2回以上」が91.4%、「1日に1回程度」が8.6%と、今回の調査対象ではすべての女性が毎日食器洗いをしている結果に。1回あたりの所要時間としては平均19.4分で、1日に2回食器洗いをしているとすると、年間で14162分と約236時間、約10日間もの時間を食器洗いに費やしていると言えます。(後略)(太字・マーカーは筆者)
引用元: 株式会社 PR TIMES
多くの方が1日に40分食器洗いに時間をかけているようです。
さらにキッチン周りの掃除や食器の拭き上げまで含めれば1時間ほど使っているでしょう。
1時間を何に使うかはあなたの自由です。
コーヒーブレイク、ペットと過ごす、資格の勉強、副業…
たまにはグダグダするのも良いですよね!
手荒れ防止ができる
冬場の水仕事につきものなのが、「あかぎれ」や「ひび割れ」です。
いくらハンドクリームを塗っても、食器洗いは毎日あるので治りかけてはぶり返してを繰り返しやすいですよね?
食洗機を導入しても、手洗いが完全になくなるわけではありません。
しかし洗う時間は大幅に短縮されるので、手荒れは予防できます。
節約ができる
食洗機の導入で金銭的なメリットは手洗いに比べて「節約」ができることです。
一番の違いは使う水の量で、一般的に5人分の食器を手洗いすると約75Lの水を使用します。
食洗機であれば1/5~1/6程度の水量で洗浄が可能。
さらに洗剤も手洗いに比べて少量で済みますし、ガス代も節約できます。
パナソニックの試算によると1日2回使用で、年間約1万8千円の節約が可能です。
詳しくはこちらの記事もご参照ください。
食洗機はこんな人におすすめ!
・家事を効率化したい人
・副業を成功させたい人
・子育てに時間を使いたい人
・食器洗いが苦手、嫌いな人
・手荒れに悩んでいる人
特に副業をしている人にはおすすめです。
副業の成功は「いかに時間を捻出できるか」に掛かっているといっても過言ではありません。
今の時代スマホがあれば、すきま時間に情報収集したり勉強したりすることは可能です。
しかし絶対的な作業時間が少なければ副業の成長スピードも遅いでしょう。
成長が実感できないとモチベーションの維持が難しく、途中であきらめてしまうことにも成りかねません。
時間を作り出すために食洗機をはじめとする時短家電を使ったり、家事代行などのサービスを利用したりすることが重要になります。
\安心の業界最安値水準!!/
食洗機の一番のデメリットは調理スペースの減少
今度は食洗機のデメリットに目を向けてみましょう。
・調理スペースの減少
・設置に作業が必要
・洗えないものがある
・食洗機専用洗剤が必要
・作動音がする
調理スペースの減少
食洗機は大容量タイプだと大型のオーブンレンジ程の大きさがあります。
そのため調理スペースを圧迫することが多いです。
分岐水栓式は給水ホースの長さの関係上、蛇口から2~3m以内に設置となります。
こればかりは仕方ありませんが、キッチンの作りによってはデッドスペースやカウンターの活用、またはメタルラックの設置で調理スペースを削らなくても済む場合があります。
ここからいろんな人の設置例がみられるよ!
設置に作業が必要
「分岐水栓式」は蛇口を一度分解して分岐金具を付ける必要があります。
工具が揃っていれば30~60分で交換は可能です。
どうしても取り付けが出来ない場合は業者に依頼するか、分岐水栓が不要である「タンク式」の食洗機を設置する方法もあります。
設置の手順や業者への依頼方法はこちらの記事もご参照ください。
洗えないものがある
食洗機は高温、高水圧、強力な洗剤で食器を洗い上げます。
そのため以下のような食器は食洗機で洗うのに適しません。
・耐熱温度の低い(50~60℃)プラスチック製品(変形)
・木製食器(変形、ひび割れ)
・漆器(漆剥がれ、変形、ひび割れ)
・金/銀メッキ、アルミ、錫、銅、鉄製の食器や調理器具(酸化による変色)
食洗機専用洗剤が必要
食洗機専用の洗剤は人の手が触れないので、台所洗剤に比べて強力な成分が配合されています。
台所洗剤が泡で汚れを浮かせてきれいにするのに対して、食洗機専用洗剤は酵素や漂白成分で食器をきれいにします。
予洗いした時の台所洗剤が残っていて、食洗機から泡が溢れてきた!なんてことも。
食洗機に台所洗剤のような大量の泡は不要で、むしろ故障の原因となってしまうのです。
食洗機専用洗剤を手洗いに使用することも台所洗剤を食洗機に使用することもできません。
作動音がする
当たり前ですが食洗機の使用中は音がします。
音の感じ方は人それぞれなので、
「結構うるさい」という人もいれば「意外と静かだな」と感じる人もいるでしょう。
おおよそ40㏈以下であれば静音性が高いとされていますが、平均は50~60㏈程度です。
作動音に関してはパナソニックの製品の静音性が高いです。
機種にもよりますが、36~41㏈程度となっています。
デメリットの紹介は以上です。
許容できそうでしょうか?それとも食洗機は不要?
食洗機を買って後悔したユーザー体験談
後悔した体験談を集めてみた結果
洗い上りが気になるわ
調理スペースがへるな~
という意見が目立ちました。
洗浄に関しての意見
「洗い残しが気になる」
「汚れが落ちていないと確認→再洗いの手間が発生」
「全自動ではないと分かっていたけど、思っていた以上に手間が掛かる」
「洗浄に時間が掛かりすぎる」
「完全に乾燥していない」
食洗機は焦げ付きやこびりつき汚れは苦手。ギトギトの脂などは軽く拭きとり、ソース汚れは流水で予洗いするのが、きれいに洗い上げるコツです。
予洗いが手間だと感じるようであれば、食洗機を買って後悔することになるかもしれません。
乾燥に関してはプラスチックなど素材による水滴の残りやすさや、茶わんの脚など形状による残りやすさを理解することが必要。入れ方を工夫するか乾燥時間を長くすることである程度は対処できます。
大きさについての意見
「サイズが大きすぎた」
「大きな食器が入らない」
「調理スペースが狭くなった」
大きさに関してはこんな意見がありましたが、事前にレイアウトを確認し、庫内スぺ―スや手持ちの食器サイズを確認していれば問題ないはずです。
パナソニックやAQUAではARの技術を使って、スマホの画面上にCGの食洗機を表示させて自宅のキッチンで簡単にレイアウト確認ができます。
詳しくはこちらの記事もご参照ください。
そのほかの意見
「元が取れない」
メーカー試算の一例ですが、1日2回使用で年間約17,000円~20,000円の節約になります。
卓上型食洗機の1日2回使用での耐用年数が5~7年とされているので、間を取って
約18,500円×6年=約111,000円
卓上型食洗機の価格帯は3万円~10万円程度。容量の大きいタイプでは6~8万円前後が主流です。それに分岐水栓や設置工賃が乗っても10万円程度でしょう。
1日2回使用するのであれば十分に元は取れます。
とはいえ、メーカー試算値はあくまで一例なので、実際には1日1回使用(我が家もたいてい1回)が多いでしょう。その分長持ちすればペイできる可能性もありますが。
個人的には金額以上に時間が空いたことで受ける恩恵が大きいので、それだけで十分元は取れていると感じます。
完璧な洗い上りを期待している人に食洗機はおすすめ出来ない
お伝えしている通り食洗機は完璧な家電ではありません。
洗えない食器があります。基本的には予洗いが必要です。洗い上りも完璧でない時があります。
これに不都合を感じるなら購入はいったん保留にしよう
普段使いの食器は食洗機対応のもので揃えて、大切な食器は手洗いと分けるのもひとつの手です。
・食器洗いに完璧さを求める人
・キッチンに食洗機の置き場がないひと
デメリットをきちんと理解して購入することで、理想と現実のギャップが少なく後悔することもないでしょう。
食洗機のメリット・デメリットについてはこちらの記事もご参照ください。
卓上型食洗機の種類について
卓上型はさらに「分岐水栓式」と「タンク式」の2種類に分けられます。
分岐水栓式はキッチンの水栓(蛇口)に分岐金具を取り付けて、食洗機の給水ホースをつなぎます。
分岐水栓を取り付ける作業が必要ですが、コックをひねれば自動で給水します。
一方タンク式は手動で食洗機に水を注いで運転させる方式です。
全くの工事不要で使えるので、購入して家に届いたらすぐに運転させることが出来ます。
給水ホースを使わないので、排水を貯めるバケツさえ用意しておけば、どこでも使える手軽さがあります。
分岐水栓式は設置が手間だけど給水はラク
タンク式は設置がラクだけど給水が手間
両方式ともサイズ展開は主に2人~5人用で価格帯は3万円~10万円を超えるものまで様々。
卓上型食洗機は様々なメーカーから発売されています。
・パナソニック
・シロカ
・AQUA
・アイリスオーヤマ など
最近は賃貸でも設置のしやすいスリムタイプやコンパクトなタンク式の機種が増えてきています。
パナソニックのNP-TSK1は本体奥行がたったの29cmでシンク横の小スペースでも設置しやすくなっています。
扉も上部に開くリフトアップ式なので、蛇口に当たりにくい設計です。
シロカのSS-MH351はバケツ等に貯めた水にホースを入れておくと自動で給水をするタイプです。分岐水栓があればそちらに接続も可能です。
何回も水を汲んで注がなくていいのはだいぶ楽になりますね。
購入前の確認項目
食洗機を買って後悔しないためには容量選びが最重要です。
小さすぎると食器が入りきらず、大きすぎると調理スペースを圧迫してしまいます。
しかし卓上型食洗機は予算と置き場所の許す限り容量の大きなものをおすすめします。
・メーカー発表の「収納できる食器点数」はあくまで目安である
・小さい機種では調理器具が入らず、まとめ洗いにも適さない
メーカーの食器点数は同じ食器を人数分きれいに並べられた場合です。
うちの食卓でそんなことはありえん!!
食器の大きさも数もバラバラのはずです。イレギュラー品があるとその分収納スペースを取られてしまいます。食器点数は少なく見積もるのが堅実です。
2つ目は言葉通りですが、庫内スペースが小さい食洗機ではフライパンや鍋が入らない場合が多いです。さらに2人暮らしでも食器をまとめ洗いすると量も倍になるので、容量には余裕をもっておきたい。
では購入前に確認しておくべきことを見ていきましょう。
・分岐水栓式orタンク式を選ぶ
・設置場所の確認
・メーカー・機種を選ぶ
分岐水栓式orタンク式を選ぶ
給水の手間を考えれば分岐水栓式がおすすめですが、水栓の工事をしたくない場合やシンクから遠い場所に設置せざるを得ないのであればタンク式が候補となります。
設置場所の確認
容量と密接に関係してくるのが設置場所の確認です。
調理スペースの確保はもちろん重要ですが、それ以外にも「設置空間の確保」「給排水ホース」「電源とアース」の確認が必要です。
機種により異なりますが、設置には壁や天井から一定の空間を空けなければなりません。
パナソニックNP-TH4の場合、左右背面は壁から0.5cm、上部は排熱の関係から5cm以上開けなければなりません。
他に給排水ホースの取り回しや電源、アースの確認も必要です。
排水ホースはカットや延長で調節できますが、給水ホースは接続部分の関係で長さの調節ができません。不足の場合はオプションの長いホースに買い替えとなります。
メーカー・機種を選ぶ
「卓上型食洗機の種類について」でも書いたように主要メーカーだけでも4社、小さいメーカーも含めると十数社あり、さらに機種は何十種とあります。
基本的には分岐水栓、大容量タイプの方が後悔につながらないと思います。
機種の選び方に関してはさらに詳しくこちらの記事にまとめましたので、ご参照ください。
おすすめの機種について
以上を踏まえたおすすめ機種は3つあります。
1位 パナソニック NP-TH4
分岐水栓式で約5人分40点の食器を格納できます。
その分本体も大きいですが、左右と背面は0.5㎝、上部は5㎝開けていれば問題ないので、設置空間はそこまで大きくなりません。
回転ノズルが3個と固定ノズルが1個の計4か所からの高圧水流で洗浄力は申し分ないですし、使用水量も11Lと手洗いの約1/6に抑えられます。
パナソニックはなんといっても静音性が高く、37~39㏈しかありません。
2位 シロカ SS-MH351
シロカ SS-MH351は食器点数36点ながら使用水量9Lと節水性能は抜群です。ほかにもUV除菌専用コースでマスクやスマホケースを洗わずに除菌することも可能。静音性が56~58㏈なのが減点ポイントです。
3位 AQUQ ADW-GM3
AQUQ ADW-GM3は食器点数30点と中容量ですが、4万円台という価格は魅力的。他製品ではあまり見たことないナイトモードという静音に特化したモードがあるのもポイントです。扉についた窓も大きく、現れている様子をみるのも楽しいです。
食洗機の選び方についてはこちらの記事もご参照ください。
食洗機の購入はネット販売が最安
食洗機は家電量販店などの実店舗より、Amazonや楽天市場などのネットショップの価格が安い傾向にあります。
さらにプライムデーや楽天スーパーセール、お買い物マラソンなどセールを活用すればよりお得に購入できる可能性があります。
ただし食洗機は値崩れがしにくい商品です。型落ちを狙おうとして新製品投入のタイミングを待っていると、生産調整から型落ちの在庫数が急減し、逆に値上がりすることもあります。
本体+分岐水栓をネットで購入&自分で取り付けが最安の設置方法です。
取り付けに関しては、工具があれば説明書を読みながら自分で可能です。
こちらの記事をご参照いただき、出来そうであればチャレンジしてみてください。
内部:【賃貸OK】卓上型食洗機を自分で設置する手順まとめ|最安で効率化しよう
本体購入は圧倒的にネットショップがおすすめですが、次の場合はその限りではありません。
・適合する分岐水栓を選んで取り付けと本体の設置も依頼したい
・蛇口が古く対応する分岐水栓がない
・家電量販店のポイントが貯まっている
・他に高額商品を購入予定(価格交渉の余地あり)
設置や分岐水栓の取り付け、対応分岐水栓がない場合の蛇口交換など作業が自分で行えない場合は家電量販店で設置まで依頼した方が早く安上がりな可能性があります。
もしくは分岐水栓の交換のみ工務店に依頼することも可能です。
詳しくはこちらの記事もご参照ください。
内部:卓上型食洗機を一番安く取り付ける方法|おすすめ業者や費用の相場を解説!
H2 購入前に試したいときは「家電レンタル」がおすすめ
近頃のサブスク(サブスクリプション:定額制サービス)は家電のレンタルも可能です。
食洗機も例外ではなく、RentioやCLAS、モノカリなどで利用できます。
基本的には工事不要のタンク式がラインナップされており、行き帰りの送料込み月額定額制です。気に入れば途中で買い取ることが出来る機種もあります。
家電レンタルについてはこちらの記事もご参照ください。
内部:家電レンタルの記事
H2 食洗機の使用方法
基本的には洗剤を入れて、食器を入れて、コースを選んで、スタートボタンを押せば完了です。
時短家電なのに使い方が複雑では困りますからね。
ただし、食器の入れ方やコースの選び方、きれいに洗う工夫などは細かいテクニックがありますので、こちらの記事も参考にしてみてください。
内部:【卓上型食洗機】使い方まとめ|洗浄・乾燥コースや洗剤、食器の入れ方まで解説!
H2 食洗機には専用洗剤が必須
デメリットの項目(ページジャンプ)でも触れましたが、食洗機には専用洗剤が必須です。
台所洗剤での代用は泡立ち過ぎが原因で機械の故障につながるためです。
食洗機専用洗剤は3種類に分けられます。
・粉末洗剤
・液体洗剤
・タブレット洗剤
順番に特徴を見ていきましょう。
H3 粉末洗剤はコスパ抜群
粉末洗剤はなんといってもコスパに優れていることが一番のメリットです。
1回あたりの単価を比較すると
・粉末洗剤 2~5円/回
・液体洗剤 4~7円/回
・タブレット洗剤 10~17円
価格は抑えられますが、毎回計量が必要で水滴や湿気にも注意しないといけません。
まれに溶け残りがあることも知っておくべきでしょう。
おすすめはジョイパウダー みどりの魔女
リンカー
H3 液体洗剤はバランス型
コスパもある程度良く、粉末洗剤の悩みを解決してくれるのが「液体洗剤」。
花王から発売されている「キュッキュト ウルトラクリーン」はボトルをワンプッシュで適量を出すことが出来ます。さらに液体なので溶け残りの心配もありません。
りんかー
H3 手軽さ重視ならタブレット洗剤
タブレット洗剤は1回分ごとに梱包されているため、タブレットをひとつ取って入れるだけのお手軽商品です。おしゃれなガラス瓶やキャニスターに入れておけばキッチンに出しっぱなしでも違和感はないでしょう。
デメリットは食器の数や汚れ具合によって分量を調節できないことと1回あたりの価格が高いことです。
おすすめはジェルタブ
キャニスター
リンカー
洗剤に関しては、21種類の食洗機専用洗剤を実際に試して比較した記事がありますので、こちらも参考にしてみてください。
内部:洗剤の記事
H2 食洗機のお手入れについて
食洗機は普段の使い方に気を付けていればほとんど手入れはいらないと言えます。
なぜなら毎日庫内を洗っているわけですから笑
実際 僕は食洗機を1年間使用しましたが、試しに1回洗浄モードを使っただけで、それ以外はお手入れをしていません。
そのときに唯一気になったのが、扉の裏側に粉末洗剤が残っていることでしたが、投入の際に気を付ければ再度汚れることはありませんでした。
写真
基本的にメンテナンスが必要な箇所は以下の通りです。
・残菜フィルター
・庫内
・ノズル
・本体
H3 残菜フィルターは毎回確認
残菜フィルターとは食器についた米粒や野菜くずをキャッチするフィルターです。
目が粗いことが多いので、細かい残菜は排水ホースを通って吐き出されます。
フィルターに残菜が残ったままにしておくと、悪臭やカビ、ぬめりの原因となる上に次回洗浄時に食器に付着する可能性があります。
残菜フィルターは洗浄終了後に毎回確認しましょう。
ちなみに、予洗いで残菜をほとんど流すぼくは残菜フィルターすら掃除したことがありませんでした。1年経ってぬめりもなくきれいですよ。予洗いはめんどくさがらずに行うが吉。
H3 庫内も定期的におそうじ
庫内も水道水に含まれるミネラルが付着することで白く汚れることがあります。
その際は水で濡らして固く絞ったタオルで拭き取るか、それでも落ちない場合は庫内専用クリーナーで洗浄することが推奨されています。
リンカー
クエン酸や重曹は非推奨なので、使用する場合は自己責任で行いましょう。
パッキン部分は薄めた漂白剤で汚れを拭き取り、最後に水拭きで仕上げます。
運転終了後は湿気もこもっているので、ドアを開けて庫内を乾燥させるとカビやぬめりを防げます。面倒でなければ毎回軽く水分を拭き取ることをお勧めします。
H3 水流が弱い、動きがおかしい時はノズル掃除も
回転ノズルに粉末洗剤が詰まり、固まることで食洗機の性能が落ちることがあります。
その際はノズルをはずし、ぬるま湯につけて詰まりを解消します。
それでも落ちなければ、つまようじ等で物理的に異物を取り除いてください。
H3 月に一度は本体外側もお手入れ
本体外側は、主に排気口とコンセント周りを確認します。
どちらも埃が溜まってないか確認して、あれば除去します。
全体的にさっと拭き上げれば完璧です。
H2 まとめ:時間を増やすのに食洗機は最高の家電
デメリットもある食洗機ですが、ぼくはそれ以上にメリットを感じています。
改めて食洗機はこんな人におすすめです。
・家事を効率化したい人
・副業を成功させたい人
・子育てに時間を使いたい人
・食器洗いが苦手、嫌いな人
・手荒れに悩んでいる人
時間は誰にとっても平等なので、効率よく使いたいですね。
以上、食洗機購入の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。